「家ついて行っていいですか?」(テレビ東京系)も毎週外せない番組。深夜枠でやっていた頃は
たしか、酔っぱらって終電を逃してしまった人にタクシー代を出す代わりに家の中を見せてもらう、というのではなかったかな。
今では必ずしも夜中の泥酔者ばかりがターゲットではないようだけど、ほろ酔いで招き入れた家には、思いがけない暮らしがあり、さっきまでの笑顔からはうかがい知れない困難や寂しさを抱えていることがわかったりする。そんな内面を見せてくれるひとの純粋さや一途さに、感激してしまうのです。
ただちょっとどうかと思うのが、テレビ東京ってこの番組に限らず、再放送が多い。再放送と明示しないで再放送するから、ちょっとずるい。はじめは気づかなくて、だんだんに、あこのひと前にも見たな、となるんだけど、時々は再訪した現在の様子を最後に紹介するパターンもあるので、終わりまで見ちゃうのです。
1月18日に放送された、「小樽のハマちゃん」こと浜林啓二郎さん(68歳)の回も、すぐに2回目の放送だとわかったけれど、なぜかこの日の放送のメインの扱いだった。
ハマちゃんは、子宮がんで亡くした奥さんの思い出とともにアパートで独りくらし、「こんないい女を女房にしたのがたった一つの俺の手柄」と語り、奥さんを思いながら古めかしいパソコンのDTM機器で作った曲をきかせてくれます。
悲しみのなか、撮影ディレクターに、どっちが先に好きになったんですが、と聞かれて、「それはやっぱり俺だろうな!」とみせた笑顔が印象的でした。
この回には、最期にまさかの報告がありました。この収録の2か月後に再訪したところ、同じアパートの隣人からハマちゃんが亡くなっていたことを聞かされたというのです。
収録スタジオで号泣するゲスト、ママタルトの大鶴肥満さん。冒頭で自身の父親との確執について告白されていて、それを聞いたこともあり、大鶴さんの心情にも共感を覚えました。



コメント